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cradleの独り言

都内の某大学文学部に通う虚弱学生が綴るアングラな雑記。

伝統文化概論2(第7講)

朱子学

朱熹(1130年〜1200年)が大成。デカルト物心二元論とは異なり、自然と心を一つに扱う。理気二元論(「理」は形而上、「気」は形而下)を主張。

 

孟子→惻隠の心、仁の端、気質は変化する。

 

朝鮮→仏教弾圧により朱子学が台頭、陽明学も多少あった。

日本→伊藤仁斎→『論語』には人が誤ることが当然と捉えられている。聖人にはなれな

        い。

   荻生徂徠→気質は変化しない。人の性格は修養によって変わらない。

        仁義礼智は人によってバランスが異なる。

   二人とも朱子学を批判(朱熹の持ち出す「理」は空論であり、朱子学は非人間的

   思想である)しているが「有」の立場をとる。

 

キリスト教

唐代:ネストリウス派

明末:マルティン・ルター宗教改革カルヴァン派の台頭で焦ったカトリックのアジア・アフリカ布教はイグナティウス・ロヨラを中心とするイエズス会によって遂行された。イエズス会の中国布教では、まず社会的地位が上位の人々を改宗させる必要があったので、官僚=士大夫儒家の改宗を目指した。そのため仏教を批判しながら儒教と手を組む方法をとった。日本布教ではキリスト教儒教の対立が深まった。

(cf.)キリスト→天主(天帝の選択肢もあったが、皇帝と対立するので天主に)

   デウス→提宇子(音訳)

(cf.)上智大→イエズス会 龍谷大→浄土真宗

 

思想比較の分野は、思想統制の影響で中国の研究者が少ない。また。漢文とラテン語など、全く異なる言語を2つ以上駆使する必要があり、研究が困難。

トマス・アクィナス神学大全

柳父章『ゴッドと上帝』